福島原発告発団というのを立ち上げた女性がいて、
第一次告訴が6月11日だそう、
第一次は福島県民か福島から避難した人、
募集の締め切りは6月3日だって。
カンパもお願いしているそう。
下は告訴団、団長の武藤類子さんという方からのメッセージ。
どうして東京電力の責任において除染は行われないのだろう。
どうしてSPEEDIの情報を隠した人が何の責任も問われないのだろう。
どうして原発の再稼働は、安全性を無視してきた同じ役人が判断する立場にいる
のだろう。
どうして放射能は「安全」キャンペーンにより人々に無用な被爆を負わせた人
が、健康調査の責任者なのだろう。
震災から一年。どう考えても不思議で理不尽な話が福島県で起こり続けています。
人々はそれに翻弄され、がっかりし、疲れ果て、「そんな話もう聞きたくない」と、
放射能への警戒心を手放していきます。
癒されず、解消もされない悲しみと怒りが、やるせないあきらめとなって県内に
漂っているような気がします。
「復興」という言葉が空しく県内をこだましています。
私は福島県田村市で飲食店を経営していました。手作りの野草茶、家庭菜園で
作った野菜、
近くの山で採れる山菜や木の実を調理して、店のメニューにしていました。
店では、山から切り出した木を薪ストーブで燃やし、暖房にしていました。
東京電力が引き起こした原発事故で、そのすべてが安全ではなくなり、
店は休業せざるをえませんでした。
このままでは前に進めない。
この原発事故の原因はどこにあるのか、誰にあるのかをしっかりと調べ、明確に
してほしい。
そして、その責任をきちんと追及してほしい。
それを訴えていくことが、次世代に対する私たちの責任だ そんな思いが、私
たちに刑事告訴を決意させました。
人の罪を訴えるということは、同時に自分たちの責任も問われるものでもあるよ
うな気がしています。
告訴団長を引き受け、責任の重さを両肩にずっしりと感じつつも、
事故でいったんバラバラにされた大勢の福島県民が新たにつながる機会にしたい
と、前向きに考えていきます。
それぞれの福島県民が原発事故で受けた被害をしたためた陳述書を書き、訴えて
いくこの刑事告訴が、
事故の責任を明確にするだけでなく、県民一人ひとりの力を取り戻す大切な機会
になるとも考えています。
そして、市民の苦しみを直視せず、なお原発を推進し、利権をむさぼろうとして
いる巨大な力にくさびを打ち込み、
新しい価値観の21世紀を築くことになると信じて、取り組んでいきます。
福島原発告訴団長 武藤類子
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/告訴とかっていうと難しそうだけど、
ダウンロードして簡単なものでもOKみたい。
私も、なんで罪に問われないのかとても不思議だから告訴団に興味津々。