私達の大好きな野木ぼうや、
生後3ヶ月頃から湿疹が全然治らなくって、
重度のアトピー宣告されてからのお話の続き、
ステロイド塗ったり止めたり、
どうしていいか、もうさっぱり解らなくなって
偶然目にした‘アトピー治療革命’って本の著者の皮膚科に行ってみて、
そこの先生が私には好きって思えたので、
もうしばらくそこの先生の方針に従っていくことに。
先生の方針はお風呂に入らない、もちろん石鹸はつかわない、
できれば軟膏も保湿剤もなにも塗らない。
ズバリ‘なにもしない’。
あれ、これって激しい湿疹の症状に我慢する強さが持てなかったけど、
ホントは一番やってあげたかったホメオパシーの
‘症状はありがたい’的な考え方と似てるんじゃ...。
症状を薬で抑え込む事はしないで、自然の体の力を信じるの。
もちろん、レメディーを摂ったりしないから違うんだけど。
‘こんなの何にもしなきゃ治るんだから~~’って明るく笑うF先生。
好き♡
前に重度のアトピー宣告した小児科のM先生は野木の毛を抜いて、
‘ほら、毛根までやられてる、これはひどい’って。
‘重度のアトピーで毛根までやられててハゲてしまったけど’って不安げな私にF先生は
‘ハゲたっていいじゃない~~’って軽く笑うの。
そういうの好き♡
そうだよ、ハゲたって命には関係ない。
M小児科に行ってたら、先生の言うとおり重度のアトピーで、
F皮膚科に行ったら、なんにもしなきゃ治るこんなの、に本当になってしまう気がする。
だからどっちの先生も診察は間違えてはないんだけど、差は大き過ぎるよ。
もう一つ、前々からタール剤の存在は聞いた事あったんだけど、
このF皮膚科はステロイドの代わりのアトピー対策に
‘モクタール’や‘グリパスC’などのタール剤を処方してくれるの。
モクタールはアカマツとかクロマツっていう木からできてて、
グリパスCは大豆なんとかから出来てる
ステロイド剤が出来るずっと前から使われてた薬。
皮膚がやけどしたみたいにズルむけになってた野木には
効果がありました。
右の黒っぽいのがモクタール、
左のがグリパスC、
野木語で言うとぐりぱちゅちぃ。

でもすごい刺激臭で、皮膚のズルむけも治ってきたら強烈に痒くなってきちゃって、
脱ステじゃないけど、脱軟膏もしていかないと。
一番塗ってた頃はベビー服がいつもこんなん。
でも残念なことに両方とも今では生産中止、
だから処方してくれるお医者さんは少ないらしい。
なんでこういういい物がなくなっちゃうかなぁ。

F皮膚科に行ってから1ヶ月、脱石鹸が野木には合ってたみたいで
たまにヒザ裏がジュクったり湿疹が出たりはするけど、
前に比べたら体はびっくりするくらいキレイに。
顔も痒がってきたけどキレイにはなりつつ、
と思ってたら、また最近、湿疹が復活。
一喜一憂の毎日。
でもそうやって繰り返すうちに肌も胃腸も強くなっていってくれたら、ね。
本当に痒がる赤ちゃんに対して待ってあげるってのがしんどいんだけど、
私も頑張るよ。
決して親が治すんじゃなくって、
子どもが治るって、
治る力を親は信じる事が一番だって、今回学びました。
F先生が一番効果がある‘時間薬、日にち薬’の存在を教えてくれたの。
そういうのもやっぱ好き♡