この間、CANDYでやったyesterdayboyとPOTTOの山本によるLIVEのお話、
ノイズってジャンルだったみたいなんだけど、なんかちょっと面白かった。
展示(販売も)しているスピーカーとかの中で、ダンボール積んで演奏スタート。
一曲目が始まったら、真剣に演奏するyesterdayboyの横で、
おもむろにホタテを手に真剣な顔する山本くん。
もう不思議空間です、

2曲目はホタテでふざけるのは止めて、お手製の楽器でやっと参戦の山本氏。

これ、100年位前に
ルイージ・ルッソロって人が実際に作った‘イントナルモーリ’って楽器を山本君なりに再現してみたんですって。
イントナルモーリって‘調律された騒音機械’って意味みたい、
バッファロー吾郎が飲んでる‘オモシロクナール’とは訳が違うの。
写真はイントナルモーリ、確かにちょっと似てるね。

新作のぬいぐるみスピーカーなども増えてて、

2曲目、イントナルモーリ(風の)ダンボールのレバーや針金を回したりしながら、
携帯チェックを始める山本くん。

‘ダメだよ~携帯はライブ終わってからにしてよ~’って思ってたらyesterdayboyくんも携帯で何やら...。

わ、地味すぎて気付かなかったけど、横にこんな仕掛けがあったのね!
携帯のバイブ機能でギターを鳴らしていたとは!

yesterdayboyくんの前はこんな感じ。何がなんだかさっぱり分からん。

ちなみにこれは、一曲目で山本くんが手にしてたホタテ、自称‘パソコン’。

音楽といえば、メロディとかリズムとかって思ってしまう私にとって、
この何とも言えない空間にいる事が何より面白い体験でした。
‘失敗’も、‘うまくいった’も、うまいも下手もない、
いかに自分が思い込んでいる常識が、本当は常識とも限らない、って事を感じさせられるいい時間。
‘裸で何が悪い!’ってのと、もしかしたら同じかもしれない。